老齢に関する給付

老後の生活に必要な資金を補助する役割として、公的な国民年金という年金制度が設けられています。

国民年金は20歳から60歳までの人が原則として加入を義務付けられており、最低でも25年以上の年金保険料を支払い続ける必要があります。
国民年金に加入することで受給できる年金には3種類のものがありますが、なかでも受給資格を有している人の誰もが受給できる年金が老齢基礎年金です。

この年金は基本的には65歳から給付が始められることになっていますが、本人の希望によっては繰り上げや繰り下げの手続きをすることで年金の受給開始時期を変更することが可能です。

前述したように年金の給付が始められるのは基本的に65歳からとなっていますが、年金保険料の支払いを60歳で終えた後、実際に年金を受給できるまでの期間は国からは金銭的な援助はなにもありません。

そのため、手続きをすることで年金の受給開始時期を繰り上げてもらうことが可能となっているのです。

しかし、繰上げをしてもらう際には、年金額が繰り上げた期間に応じて減額されてしまうという点に注意しなければなりません。

一度繰り上げをしてしまった場合、それを取り消すことはできないので繰上げをしてもらう前にはよく考慮する必要があります。